文字の大きさが変更できます
標準 拡大

第98回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました

2023.01.31荏田南地区

1月10日(火)、年末から厳しい冷え込みが続き、空気もカラカラに乾燥する中、いつもより1週間遅れの日程で、今年初の第98回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました。

参加者:16名
講師:1名
葛が谷地域ケアプラザ:1名
都筑地区センター:1名
スタッフ:6名
計25名

会は小泉代表の新年挨拶から開始です。
「干支に因み、ウサギのように身軽にピョンピョン跳ねて、このカフェが皆さんにもっと愛されるように色んな企画を考えたい」
スタッフ一同、心を合わせて楽しいカフェを目指して頑張ります。本年も宜しくお願いします。

続くスタッフからの一言では、
・最近転倒して膝を痛めたとの話。本日不参加のスタッフの中にも骨折している方がおり、冬場は怪我が多いようです。注意したいものです。
・在荏田南3丁目スタッフからは、市バスの運行形態が変更になり、不便になった。また安価で調髪できていたヘアサロンが閉店してしまうとの情報。理由は何れも人手不足だと。
JRの「みどりの窓口」も中山、長津田など近隣で閉鎖が続いているようです。
少子高齢化による現役世代人口減少の影響が、身近なところからジワジワと出ています。
・葛が谷地域ケアプラザさんからは「これからのライフプランと家計見直し」講座、並びに24日の「介護者の集い」のチラシをいただきました。
・地区センターからは定期開催されている各種「趣味教室」の案内チラシが配布されました。

さて、本日の講演は、仲町台の「グループホームちとせ」の徳永さんによる「認知症グループホームでの生活」についての講演です。 参加者やスタッフにとって非常に身近で興味あるテーマであり、皆さん熱心に傾聴しました。

都筑区には認知症グループホームが25施設あるそうです。従来型介護施設(特別養護老人ホーム)或いは民間の介護付き有料老人ホームなどとの比較において、グループホームの特徴は
・小規模で家庭的
・「顔なじみ」の利用者・職員との「支え合う関係」の構築 → 地域との関係性継続
・お仕着せではない「個別ケア」
・利用者の「役割のある生活」 → 生き甲斐、自信の醸成
利用者の状態に応じた役割を持ち、互いに支え合い、地域との繋がりも維持した生活を送ることで認知症状の進行抑制の効果があると。以前は症状が重度となり「特養」への入所までの中間的な施設とのイメージが強かったが、最近はケアの質が向上し「看取り」に取り組むグループホームも増加しているそうです。
気になる費用ですが、やはり特養に比べるとどうしても割高になるようですが、関心がある方へ問い合わせ先のご紹介もいただきました。徳永さん、とても有意義なお話、有難うございました。

お茶タイムで一息入れたら、参加者リーダーの司会で「お喋りタイム」です。 新年にふさわしく「夢」を語ろうと始まりましたが、話の方向はいつの間にか「詐欺」について熱く語り合うことに。
・実は、代表の小泉さん、5日の「タウンニュース」でも紹介されていますが、詐欺被害未然防止で都筑警察署から表彰を受けられました。 ご自身が経営されるコンビニでネット上で使用するギフトカード35万円を購入に見えた高齢男性の被害を食い止めたとのこと。すると参加者から出るは出るは、
・「宅配不在通知」を騙り、個人情報を盗むショートメッセージ詐欺
・同じく頼みもしないものを「代金引換」で送り付け、代金をだまし取る手口
・押し売りならぬ「押し買い」被害
など、参加者の中にも怪しげな経験をお持ちの方が沢山。但し、実際に被害に遭われた方はいらっしゃらぬようで、
・指定された電話番号に警察から実際に電話してもらった。(留守電だったそうです)
・押し買いには「我が家で不要なものは私の命だけ」「必要なものは棺桶だけ」と逆にけむに巻く。
など、勇ましい撃退方法の紹介がありました。皆さん大丈夫そうです。

ひとしきり盛り上がったら、ヨガ体操です。リーダーの指導の下、
・鼻の通りを良くする方法
・耳鳴り改善に効果がある耳たぶの運動。
・末端の血行改善を促す手指のストレッチ
・第二の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」や足回りの運動 などをこなしました。

最後はいつものように「ふれあい丘の街」を合唱して終了です。ご参加有難うございました。
次回は2月7日、葛が谷薬局さんによる「未病の話」が予定されています。