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『どんぐりカフェ』令和5年11月第2回の実施報告

2023.12.23地域・施設

当カフェは都筑区内で8番目に設置された区内最小の認知症(備え)カフェです。横浜市内で最も早く開設された『ほほえみ交流カフェ』のサテライトです。コロナ禍により、参加人数を絞って、通気換気を図りながら開催しています。アルコールによる手指消毒は開会時に実施。お茶・菓子なし。
すでに発症した患者さんとそのご家族のためのカフェではなく、発症前の方を対象とした予防/備えカフェとして運営しています。プログラム内容や運営が患者さんとそのご家族のご要望には添えないことがあります。

【件 名】 第89回
『グリーフケア入門』
【日 時】 令和5年11月21日(火)13時半~15時
【会 場】 荏田南三丁目自治会館
【指導者】 原 泰江 看護師(葛が谷地域ケアプラザ)
【出 席】 13名(有料11名)
【幹 事】 佐藤 寛(代表)




◎今回は写真がありません。「カード故障」と表示されてしまいました。

先月から、参加者数が半減しています。なぜでしょうか? 気候不順?? さまざまな理由が考えられますが、もっとも大きな理由は「参加者の母集団の高齢化が一段と進んだ」ことにありそうです。本人あるいは家族が入院する、という連絡が相次いでいます。また施設へ転居なさる方もいます。自治会館まで数百メートルが歩けなくなったという方も増えました。車なら運転できるけれど歩けない、という方もいらっしゃいます。近隣の老人クラブでは解散論が浮上しているところもあります。

ともあれ、定刻にスタートです。

報告者が「グリーフケア」について初めて聞いたのは40年以上前。上智大学のデーケン教授の講演でした。2度聴きました。神父として、信者の終末に立ち会うのはある意味でシゴトなのかもしれません。そこで遺族に癒しと再起への力を与えることは宗教者として重要な役割です。カトリックの聖職者は亡くなられた方の枕元で延々と聖書を読みつづけるのだそうです。なぜなら、聴力は最後まで残っているから。最後の安心を与えるため読みつづけます。
乳児のときに母を失い、幼児のときに父を無くした報告者は、養育者も次々になくし、生きるとはサヨナラすることだと思っていました。友や知人には、行く雲や水の流れのように別れるために会うのだと受け止めてきました。ところが世間の多くの人はそうではなかったようです。
ストレス理論に従えば、配偶者との死別は人生で最大のストレスです。今回の出席者の11人のうち9人まではすでに配偶者を亡くしています。ある意味、もう手遅れのテーマだったのかもしれません。みなさん、たくましく別離の悲しみを乗り越えてきました。
しかし、生きている人が、孤立しないような支援体制を整えていくことは地域にとって必要なことでしょう。早期に悲しみへのケアがあると、自分の混乱とその整理や亡くなった方が生きた意味、人生の意義などに気づくことができます。喪失感に打ち勝ち、立ち直りの思いを固める必要があります。グリーフケアとは、死別を経験した人にさりげなく寄り添い、援助することです。
仏教では、初七忌、二七忌、七七忌、一周忌、三周忌、などと少しずつ時間の間隔を開けながら故人を偲び、悲しみを癒していきます。
私たちは、予め学習しておくことにより、悲しみを乗り越えやすくなります。
1)喪失により起こることについてのおおよその知識をもっておくこと。
2)十分に悲しみ、何らかの方法で悲しみを表出します。いっしょに受け止めてくれる人や整理していく作業が必要です。信頼できる場での心の開放は欠かせません。
3)時には、他人の情けや助けをすなおに受け入れましょう。他人の力を借りることは是なのです。
今日の語り手である原さんは看護師としての豊富な経験のなかから、どう多くの患者の死を乗り越えてきたのかを語ってくださいました。なかでも25歳のころ接した患者さんの、「ボク一人で死ぬのかなあ」「大丈夫、私が傍に居ますから」。そう話した患者さんは原さんの当直の夜、亡くなられたのだそうです。

都筑区では毎月第二土曜日に『グリーフサポート』の集会があるのだそうです。
参加者といくつかの質疑をして終了となりました。

終わって体操です。今回の担当は山田真由美さん。ゆっくりと頭頸部のストレッチから入りました。たっぷりと35分間を楽しみました。

そして、連絡事項を伝えて15時ちょうどに終わりとなりました。


【今後の御案内】
コロナや天候の状況(強風雨、降雪)などで急に中止することがあります。
会場は、荏田南三丁目自治会館です。
【認知症(予防)カフェ】毎月第三火曜日の午後です。13時半~15時ごろ
12月19日 「平時のボランティア、非常時のボランティア」鮎沢 主事(区社協)
1月16日 「認知症サポーター養成講座」都筑区役所高齢・障害支援課

【活き活き塾】毎月第一月曜日の午前です。10時半~12時
12月4日(月) 指導 服部聡子さん
1月8日(月) 指導 服部聡子さん。1月のみ開催日が異なっています

・マスク、汗拭き、運動用タオル、上履き靴、飲み物をご持参ください。
高齢者が集うため、屋内でのマスクは今後とも必須といたします。
・湯茶は出しません。
・参加費 カフェは100円。活き活き塾は200円。荏田南三丁目自治会館。
・コロナのため、従来あったトイレの手拭きも撤去してあります。
・来場時に手指消毒を行います。
・窓を開けて常時、換気を図ります。会場はやや暑い(寒い)と思ってください。
・新型コロナ&インフルエンザ対応のため1週間以内に体調不良や発熱のあった方は来場しないでください。
・記録写真(スナップ)の撮影を行います。写りたくない方はお申し出ください。
写真の一部は都筑区社会福祉協議会のホームページにアップします。
・使用する椅子は、使用の前にアルコール拭きしています。
・過密にならないよう参加人数を制限しています。