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第92回「ほほえみ交流カフェ」が開催されました

2022.08.01荏田南地区

7月5日(火)第92回の「ほほえみ交流カフェ」が開催されました。
当日は前週の猛暑は少し和らいだものの、蒸し暑い曇り空の下に、多くの方々が集まりました。

シニア:会場 12名、zoom 2名
区役所:1名
葛が谷ケアプラザ:2名
講師:1名
ゲスト:2名
葛が谷薬局:2名
スタッフ:7名
計:29名

冒頭、スタッフから、7月5日は「アナゴの日」とのことで、熱中症予防には食べることが大切との話があり、これを受け、葛が谷薬局さんの若い実習生さんが、自らの熱中症経験を披露。
災害時の熱中症対策の重要性、難しさを訴えられました。
ケアプラザからは、先日、歯の詰め物が取れたとのことで、歯の健康を保つことが、全身の健康に繋がるとの話がありました。

そして本日のメインテーマ「腰痛」。人見訪問看護リハビリステーションの春日さんの「腰痛を予防する」です。膝や腰の痛みを持つ方は沢山いらっしゃいますが、医療用語では発症から4週間以内のものを「急性」、3か月以上経過しているものを「慢性」と呼ぶそうです。
まずは会場の皆さんの腰周りの柔軟性をチェックしてみると、結構柔らかい方が多くいらっしゃることにビックリ。
日頃から運動をされておられる成果でしょうか、何事によらず続けることが重要です。
一般的には年齢を重ねると背骨の下部、腰椎に痛みを覚えるケースが多く、圧迫骨折が原因として挙げられると。
予防には背骨・腰周りの筋肉を鍛えることが第一ですが、間違った筋肉の動かし方をすると逆に状態を悪化させる恐れがあるので、運動には専門家の指導を受けましょうとのアドバイス。
一例として、重いものを持ち上げる際に、膝を伸ばしたまま、前屈して持ち上げるのはNG。必ず、膝を曲げ、腰を落として持ち上げるようにと。
お尻や太ももの筋肉を鍛えるスクワット運動の姿勢ですが、難しいなら椅子からの立ち・座りを繰り返すことでも良いと。
この場合、お辞儀の姿勢をとり、つま先は浮かさないことがポイントだそうです。
つま先を上手に使えるようになるには足の指の開閉や曲げ伸ばし体操が効果的で1週間で違いが実感できると。
参加者からの、「歩くことで腰痛予防に繋がるか」との質問には、「歩くことは全身運動」であり、1日4,000歩でも効果があると。
また肩凝りには肩甲骨の動きを大きく、良くすることが大事で、肩を回す運動では後ろ回しがより効果が期待できると。
春日さん、実演を交えた熱のこもったご指導有難うございました。

お茶タイムで一息入れた後は、参加者リーダーの名調子で「お喋りタイム」が盛り上がります。
今回は自由に「たわごと」を言いましょうとのことで、ご自身の「たわごとノート」の紹介からスタート。

初参加ゲストのお一人、鍼灸師の方から、要介護4認定であったご身内の方の心身の状態が、軽い負荷運動を継続することで、大きく改善したとのお話。
秋のカフェで講演いただくことになっており、その機会に改めて詳しいお話が聞けそうです。
もうお一方のゲストも秋に講演いただく予定の社会保険労務士さんです。
今日本では5千万人が所謂「お一人様」とのことで、「お一人様準備」という興味をそそられるテーマでお話いただく予定です。

参加者から、「自宅に固定電話がなく、先日のauのトラブルでは、全く連絡の術がなくなり不安であった。もしもの際に救急も呼べないことに気が付いた」と。
今回のトラブルでは便利さと裏腹のリスクを思い知らされましたね。

また、ある参加者から同じく参加者について、「ご自宅がいつも美しい花が咲いていること、取りすがりの近隣の方が気さくに挨拶をされること、近くの子供たちに遊具や遊びを教えておられる」とのご紹介がありました。
花に囲まれ、人と触れ合いながら暮らすって暖かい気分ですね。

区役所からお出でいただいた保健師さんから、「熱中症予防には、就寝前、起床後のコップ1杯の水。そして日中も1時間に1杯が重要。
加えてエアコンを上手に使うこと。その際、室内の気温や湿度を目で確かめられるように、温度計、湿度計を置く」ことの勧めがありました。

お喋りコーナーに続いては体操です。今回の講演に因み「足指」体操から始まりました。足指グー・チョキ・パー、 足裏マッサージ、足首回しなど、普段はお淑やかなリーダーですが、テーブルに素足を載せての熱血指導でした。
そして、足踏みをしながら、右手と左手で違う動きをすることで脳の活性化を図りました。

最後は「ふれあい丘の街」を合唱して終了となりました。ご参加ありがとうございました。次回は8月2日、「スマホ講座」を予定しています。